テレビゲームだけがゲームじゃないよ!

ゲーマー : CANGOXINA がおくる、
非テレビゲーム紹介の第8弾。

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今回は、みんなで楽しむお絵描きゲーム!
エセ芸術家ニューヨークへ行く をご紹介します。 

エセ芸術家ニューヨークへ行く
対象年齢: 8歳以上
プレイ人数: 5~11名
ルール難易度: 普通
原産国: 日本
その他: プレイ時間20~30分


皆さんは芸術家です。
ただし、一人だけ“エセ芸術家”が紛れ込んでいます。

こんな出だしで始まるこのゲームは、
簡単なお絵描きに、推理(ブラフ)要素がトッピングされた、
とても楽しいパーティゲームです。



ゲームルールは以下の通り。


まずはじめに、プレイヤーの中から1名、出題者を選出します。
 
出題者は、他のプレイヤーに描いてもらいたい「お題」を考え、
誰にも見えないよう全員分のプレートにその「お題」を書き込みましょう。
ただしこの時、1枚だけは何も書きません

そうしてプレートにお題を書いたら、
出題者が各プレイヤーにプレートを配っていくですが、
この時、“エセ芸術家”に指名したい人には、
何も書かれていないプレートを渡します。


ここからゲームがスタートです。


プレイヤーはお題に沿って、
自分の色のペンで一筆ずつ、お題の絵を描いていきます。
“エセ芸術家”はお題が分からないので、
他の人の絵を参考に、お題を予想して描いて下さい。

こうして順番に一筆ずつ絵を描き、2周したところで、お絵描きは終了。
出来上がった絵(色)を見て“エセ芸術家”が誰だったか、
みんなで投票して決めましょう。


ここで
“エセ芸術家”を炙り出せれば芸術家の勝ち。

逆に、
“エセ芸術家”が最多得票でなければ、
“エセ芸術家”(と出題者)の勝ち。

となります。

ただし、実はここで、
このゲームを熱くさせるもうひとつのルールが。。。

“エセ芸術家”が最多得票でも、何を描いているのか、
当てることが出来たら“エセ芸術家”(と出題者)の勝ち!


つまり、芸術家は、
 「自分はお題を知っていることをアピールしたい」
という思いと、
 「エセ芸術家にお題を知られたくない」
という、ジレンマを抱えながら絵を描くことになりますね。

そのため、みんなが悩んだ結果、
出来上がる絵は必然的にメチャクチャになってしまいます。
その酷さは、芸術家でさえ、何の絵か分からない程www


例えば、こんな感じの絵↓ (公式HPから転載)
 
エセ芸術家_トマト


えぇ、どこからどう見てもこれはトマトです。笑
この絵を見て、エセ芸術家がどの色か分かりますか?




出来上がるのがこの様な芸術作品ばかりですから、
ゲーム後の反省会がまた面白い。
 

「えぇ?!芸術家だったの?この線は何?!」


「お前、点みたいな線ばかりじゃねぇか!これじゃ分からないよww」


などなど、ゲーム中もゲーム後も、
ワイワイと、とても盛り上がりますよ。



このゲームは他のブラフゲームとは違い、
プレイすればプレイするほど、親密度や協力関係が増していきます。

仲の良い人たち同士で楽しむのはもちろん、
これから仲良くなりたい人達を誘って、
わいわいとプレイしちゃいましょう~!

※ちなみに、トマトの絵は「緑」がエセ芸術家です



エセ芸術家ニューヨークへ行く
エセ芸術家ニューヨークへ行く