「AKIBA'S TRIP」 CANGOXINA的レビュー
少し前の作品ですが、
なかなか面白いゲームなのでご紹介
私がクリアした際の所要時間等は下記の通りです。
・難易度
カジュアル(ノーマル)
カジュアル(ノーマル)
・所要時間
約15時間
約15時間
・その他
瑠衣ルートをクリア
瑠衣ルートをクリア
衣装コンプ率40%程度
サブミッションコンプ率80%程度
妹に貢いだ金 :134,000円
メイドに貢いだ金:84,000円
~CANGOXINA的評価~
オリジナリティー | : 4.5 / 5.0 |
ストーリー | : 2.5 / 5.0 |
グラフィックス | : 2.0 / 5.0 |
サウンド | : 3.5 / 5.0 |
熱中度 | : 4.0 / 5.0 |
満足感 | : 3.5 / 5.0 |
快適さ | : 1.5 / 5.0 |
難易度 | : 3.5 / 5.0 |
総合評価 | :B (25.0 / 40.0 pts) |
※注意※
以下、一部ネタバレ要素を含みます。
道行く人々を次々ストリップ!!!
武器はマザーボードやペットボトル?!
この馬鹿馬鹿しさに どっぷりとハマっていく
“オリジナリティー”
オリジナリティーは文句無し。
服をストリップすることで相手を退ける
今まで無さそうで やっぱり無かった馬鹿ゲーが、
ついに出てしまった!といった感じ。
バトルについては、後述する操作性の悪さはあるものの、
"敵を倒す"ではなく、"服を脱がせる"という目的で動くことが、
とても新鮮に感じられます。
また、出てくるキャラクターも個性的です。
よくある、かっこいいキャラやまともキャラは無く、
主人公含め、キャラクター全員がオタク系。
ゲーム内各所でのセリフにも、
クスッと笑ってしまう様なネタが仕込まれています。
→例えばこんな感じ
「ゲロ以下の臭いがプンプンするぜー」
「消えろ、ぶっ飛ばされんうちにな」
「まだ慌てるような時間じゃない」
「右腕に封印されし暗黒の力」
「物を売るというレベル」
オリジナリティーを味わうだけでも、
このゲームをプレイする価値はあると私は感じました。
“ストーリー”
いたって平凡。
ストーリー自体は短く、濃度も薄い。
「何故そうなる?」とついていけない場面もあるが、
それもオタク系のノリ(演出)と考えれば良い。
しかしそもそも、
このゲームにとってストーリーはあまり重要ではないので、
特に不満は持たなかった。
“グラフィックス”
かなり粗い。 特に顔は酷い仕上がり。
せめて主要キャラ(特に女の子!)は
もっと可愛く仕上げてほしかった。
唯一評価できる点としては、
どのキャラも「実際に服を着ている」ということ。
下着の状態に服を重ねて表示している割には、
服の中が不自然に露出することがない。
このあたり、頑張りどころがズレてるんだよなぁ
“サウンド”
街のざわめきや、
店に近づけば段々と聞こえてくる店内の音楽など、
よく作りこまれている印象。
どれも心に残るものではないものの、
ゲームへの没入感が深まるよう、うまく演出している。
“熱中度”
他には無いオリジナリティと、適度な難易度、
レアな服や武器のコレクション(やりこみ要素)など、
熱中度はとても高い。
妹の服をどうしても脱がしたくて、
何度も返り討ちにあいながらもリトライを繰り返し、
なんとか勝ち取った時の達成感といったら・・・!!!
変態心をくすぐる演出には夢中になります。
プレイし始めると、やめ時が分からなくなるゲームです。
“満足感”
満足しています。
操作性やロード時間に難はあるものの、
馬鹿ゲー(または変態ゲー)をプレイしたいという要望に、
しっかりと応えてくれました。
“快適さ”
まず、頻繁に発生するロードにうんざりです。
マップを移動する時はもちろん、
マップ内のお店に入るにも長いロードが発生します。
また、視点も非常に悪く、
壁際や出入り口付近では視点移動ができません。
戦闘中、敵の姿が見えなくなることもしばしば・・・・
戦闘中の敵キャラへのロックもとても作りが甘く、
周囲の敵にばかり気を取られて、
攻撃をしたい敵をなかなか攻撃することができません。
(小突かれただけでロック先が変わってしまうため)
快適さは非常に悪いといえるでしょう。
“難易度”
序盤から終盤にかけて、
死んでしまう場面がしばしばありました。
ところどころ強敵が配置され、
適度な難易度に仕上がっています。
特に妹(強コスプレ済)と下僕の強さはなかなかのもの。
いかにしてカウンターを決めるか、
また、カウンターをもらわないかが肝となってきます。
“総合評価”
オリジナリティ溢れる斬新な作品。
基本は馬鹿(変態)ゲーだが熱中度は高く、
ストーリーも長すぎないため、
面白いままでエンディングを迎えることができる。
ただ、ロード時間や操作性など、
作りこみが甘い場所が多々あり、
万人受けするゲームでは無いことも確か。
骨のあるゲームを探しているゲーマーよりも、
「最近やるゲームがない」と言っている、
マンネリゲーマーにちょうど良いかもしれない。
今までのゲームに飽きて来た方は、一度プレイされてみては?
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